アクティビティ
私たちのエンタープライズやそのエコシステムで何が行われているのか、何が起こっているのか
解説
アクティビティは私たちのエンタープライズに関連する何かが起こっていることを表現します。例えば、仕事、スポーツ、パフォーマンスなど、人々が個人的または集団的に行うことです。アクティビティは、誰が何をするのかを特定することなく、単に起こることを指す場合にも使われます。イベントやプロセスは、それらのアクターが特定されなくとも、それら自体適切に関係するものとしてエンタープライズ内で数多く展開されています。アクティビティは、エンタープライズの振る舞いや動きを捉えます。これにより私たちはエンタープライズ (とその組織) のダイナミックな性質をモデル化し、マッピングできます。
アクティビティ・マップ

フローの関係を表しています。アクティビティ・モデル、プロジェクト・プラン、ロードマップとも呼ばれます。
アクティビティ要素の具体例
- ある自動車メーカーが、自動車を生産するために必要な自動作業と手作業を記述する。
- インバウンドコールセンターで担当者がどのように顧客からの電話を処理するかを記述する。
- 提携する2社が協力し、それぞれの貢献を一連の活動として決定する。
- 警察署は、暴力的なイベントが発生した際、警察官に許される一連の行動を定義する。
アクティビティ要素の活用例
- 将来のストーリーとしてのビジョンを提供する。
- 顧客の振る舞いを、カスタマー・ジャーニーのモデル化によって理解しようとする。
- 人や設備が何をしているのか (しているはずなのか) を理解しデザインする。
- 共同作業、プロセス、誰が何をするのかをマップに示す。
- ロードマップやその他の計画文書を作成する。
他のベース要素とのつながり
- 人々とオブジェクトはアクティビティを遂行する
- アクティビティはアウトカムに繋がる
ファセット要素とのつながり
- ストーリーはエンタープライズのアクティビティを語る
- プロセスは相互に関連するアクティビティのセットである
- ジャーニーは人々のアクティビティを表す
ラベルの推奨例
- プラン、アクション、イベント、判断 (タグ)
- 短期、中期、長期 (タグ)
- 継続時間 (メトリクス)
- 蓋然性 (メトリクス)
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