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アウトカム

エンタープライズやそのエコシステムの中で起こる結果や変化

解説

アウトカムはアクティビティの結果です。これは目標や目的など意図された結果、より一般的にはエンタープライズがパーパスを達成しようと努力した結果であり得ます。また予期せぬ出来事が生じた結果初めてわかるような、意図しないアウトカムもあり得ます。アウトカムとは私たちの活動の直接的な成果であることも、私たちの直接的な支配や影響力の及ばない、一連のアウトカムの連鎖の影響であることもあります。このように、どのようなアウトカムも、組織、顧客や共同制作者、市場やエコシステムにおいて観察できる状態の変化です。アウトカムは、エンタープライズ内部またはその周辺の状態変化を表し、事前に追い求められるもの、または観察可能となった事後に測定されるものです。このような変化は、イエスかノーか、有る無し、良し悪し、多い少ない、あるいは数量などの変数として表現すことができます。

アウトカム・マップ

フローの関係を表しています。因果ループ図とも呼ばれています。

アウトカム要素の具体例

翌年末までに、ある国の市場シェアを倍増させる。
物理インフラのアップグレードの潜在的な成果を探る。
規制変更の結果としての労働市場の重要な進展に反応する。

アウトカム要素の活用例

ゴールをモデル化し、成功とは何かを定義する。
成果を追跡するために何を測定するか、何を探すか、何を観察するかを見つける。
私たちの意図と実際の成果とのギャップを確立するために比較する。
活動や変更が意図しない結果をもたらすことを考慮する。
事業計画や意図する結果をマップに書き出す。

他のベース要素とのつながり

人々はアウトカムを追求する
アクティビティはアウトカムにつながる
オブジェクトはアウトカムの達成に必要である

ファセット要素とのつながり

ケイパビリティは実行の準備が出来たアウトカムである
タスクは人々が個人的に意図したアウトカムである
パーパスは我々が追求するハイレベルなアウトカムである

ラベルの推奨例

ドライバー、ゴール、外部性、インパクト (タグ)
蓋然性 (メトリクス)
達成率 (メトリクス)

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