パーパス
エンタープライズが存在する理由、人々が追い求めるもの、信じるもの
解説
エンタープライズのパーパスとは、所属する人々が何を信じ、何に価値を見出し何を目指しているかを表し、通常はアウトカムやゴールとして表現されます。こうした内発的な意思は、地域的な成功から、社会、人類、あるいは地球に影響を与える遠大な成果まで幅広く及びます。パーパスは、人々がインスピレーションやモチベーションを見いだし、アクティビティの整合に役立つ共通の「北極星」として機能します。エンタープライズの外部の人々は、そのパーパスに関する情報を用い、そのエンタープライズとインタラクトするか、どのようにインタラクトするかを決定します。
エンタープライズのパーパスは、それが達成したいことを説明するコンテンツとして表現できます。
パーパス・マップ

ツリー構造の関係を表します。ストラテジーマップ、ゴールマップ、ゴール・ポートフォリオとも呼ばれます。
パーパスの具体例
- ある企業は、世界最高のナントカ (“doohickey”) を作る。
- ある企業は、特定のマイノリティ・グループの権利を促進しようとするNGOである。
- ある企業は、2050年までに人類が火星を植民地化することを目指している。
- ある公立病院は、すべての人に必要な医療を提供することを目指している。
- あるテクノロジー企業は、エンジニアリングにおける最新のイノベーションを活用したいと考えている。
パーパスの活用例
- 私たちは何のためにいるのか、またなぜ私たちは存在するのかについて、共通の認識を確立する。
- 人々の活動や個人の貢献を、追求すべき大きな目的に結びつける。
- 何が価値であり、何が無価値なのかについて明確な指針を示す。
- エンタープライズ全体の意思決定のガイドラインを提供する。
- より戦術的 / 低レベルの目標の背後にある意図された目的を明確にする。
ベース要素とのつながり
他の要素とのつながり
- オーガニゼーションはパーパを追求する
- ブランドはパーパスを象徴する
- ストーリーはパーパスに文脈を与える。
- コンテンツはパーパスを表現する
ラベルの推奨例
- ハイレベル / 社会的、オペレーショナル (タグ)
- 現在、短期、長期 (タグ)
- 達成率 (メトリクス)
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